ランキングチェッカー ”ツミナガラ”と彼女は歌フ 紅魔館の一日
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紅魔館の一日
2007-11-02 Fri 21:36
人はいつだってトランプの絵柄が時に表になったり裏になったりするように
人にも表と裏がありそれはいつだって背中越しにひっそりと、今にも表を食らいつくさんと潜んでいる
言うなればそれは二つの人格、知られる事の無い自分、気づくことの無い欲望



今日の主題の流れはここから始まります








不思議な不思議などこにでもありそうな手記『司書の手記』の1ページに書かれている物語の



始まり始まり…



いつも通りの時間に起き

いつも通りの時間に食事をし

いつも通りの時間に掃除をし

いつも通りの時間に参拝客が来ないか待ち

いつも通りの時間に子鬼と戯れ


そして今、いつも通りの時間に縁側でお茶をすすっている自分に満足しつつのほほんとしている楽園の素敵な神子・博麗霊夢は唯一の不満足自称に溜息をしていた


そう、それは…


「いやー久しぶりにお茶を飲みましたが美味しいですね~このおせんべいも中々の物で」

霊夢「そう、じゃあ満足したならさっさと帰って」

「いやー良い天気ですね~こう暖かいと絶好のひなたぼっこ日和ですね~」

霊夢「そう、じゃあ外行ってひなたぼっこしてさっさと帰って」

「いや~・・・」


遡ること3時間前
突然やってきた参拝客に期待をよせていたら、よーく近くで見たら実は彼だったという必要の無いドッキリが起こったのだ

しかも何故か今、こうして隣で一緒にお茶をすすっている。

話し相手には申し分ないが霊夢にだって一人で居たい時間はある
特にここ最近は子鬼の相手ばかりでこうやって一人でのほほんとしていられる時間は少ないのだ


霊夢「そろそろ帰った方が良いんじゃないの?あなただって仕事があるでしょうに」

「いや~ちょっと帰りにくい事情があると言うか帰りたくないと言うか帰れないと言うか…」

霊夢「…だったらいつ帰る気?」

「うーん、ほとぼりが冷めるまで?」

霊夢「10分100円頂きまーす」

「いや、Σえぇぇぇぇ!?」

霊夢「冗談よ、でもあんまり長居してもらいたくないのが本音なんだけれど。」

「あ、あはは~・・・ごめんなさい

霊夢「・・・全くもう。。」


溜息を吐いて思い当たった結論が一つ


『今度からこの時間帯だけ結界を張っておこう』


そう学習した楽園の素敵な巫女・博麗霊夢であった


霊夢「あぁ、そうそう、そういえば・・・」

「・・・・」

ドクン・・・ドクン・・・

霊夢「・・・どうしたの?思いつめたような顔をして」


見ると何かに驚いたような顔をしている
下を向き胸に手を当て何か苦しそうなそんな様子であった


「い、いえちょ・・っと・・・」

-よう・・・兄弟-

「っ!!」


縁側に座っていた彼は突然倒れ始め地面すれすれの所で止まり震え始めた


霊夢「ちょ、ちょっとどうしたのよ・・・」

「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっはぁっ・・・」


先ほどまでと違い地面に膝をつき何かに怯えているような表情をしていた
地面についた右手と両足は小刻みに震え背中を丸めて左手で胸を押さえている
呼吸数も徐々に増えていっている、霊夢は何が起きたのか分からないまま、今自分に出来る精一杯の事、それを思いついた彼女は彼の背中をさすった


霊夢「体全体が震えている…ちょっと、風邪でもひいてるの?」

「な、何でも…何でもな・・・」

-なぁ兄弟…目の前に居る女を斬ったらどんな-

「黙れ!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇェエエエエエ!!!」

霊夢「ちょっ・・・」


彼は突然叫びながら頭をかかえて震えだした。
その光景は先ほどよりも震えているのが分かる程、何か小言を言いながら何かに逃げているような様子が霊夢には見えていた


-クックックッ・・・なぁ兄弟、人を斬る感触ってのは-

「うわぁぁぁぁぁぁァアアアアアアアアアア!!!!」








そして彼は深い暗闇に落ちていった…












霊夢「何なのよもう!ぁーもうこれだから嫌なのよ、面倒な事ばっかり運んでくるんだから…ったくもうー。。!」


事態を重く見た霊夢は彼が気を失っている内に急ぎ紅魔館に向かっていた
彼女達なら彼に何が起きているのか分かるだろう、そしてさっさと引き取ってもらおう、そう考えついたのであった















「ぅ・・・」

???「よう兄弟、ようやくお目覚の時間が来たか」

「だ、誰だ!?」

???「おいおい、そっちじゃない、こっちだこっち」


声のする方向に振り返るとそこには自分と同じ容姿、自分と同じ声のした人が笑いながら立っていた
唯一自分と違うと彼が感じたのは服のわずかな色の違いと…雰囲気

重く、そして全てをあざ笑うかのような雰囲気に彼は無意識に距離を取り疑問をぶつける


「・・・お前は・・・・俺?」

???「ふふ、ようやくこうやって会えたな兄弟」

「…違う、お前は俺じゃない!」

???「おいおい、何を言っているんだ?ここはお前の中、そして俺はお前でお前は俺、そう…言うなれば使われなかった部分かな」

「でたらめを言うな!…俺の前から・・・消えろ!!」


そう言い彼は胸ポケットの中からナイフを取り出した
それは全体の色が黒く龍の模様が彫ってある、刃を収納できる小さめのナイフ


GW-00183.jpg



???「ふふふ・・・さすがは俺、これからやる事を良くお分かりで」


そう言うと彼もまたナイフを取り出した、そう…彼と同じナイフを


「な、何故それを!?このナイフは…」

???「そう、大切な『あの人』から譲り受けた…物だったな、懐かしいよなぁ」

「クッ・・・」

???「ふふふ…さぁ、殺しあおう」


GW-00184.jpg










誰が言う事も無く
誰が合図をする事も無く
まるでお互いが息を合わせたように

両者が動くのと同時に戦いの合図が鳴り響く。

今にも獲物を切り裂かんとする刃音と共に…














一方その頃



パチュリー「…とうとう出たのね」

霊夢「出た?」

妖夢「予測はしていたんです、いずれ『自分』が入れ替わるであろうと言う事は』

霊夢「・・・入れ替わる?というか珍しいわね、貴女達がここに居るなんて」


霊夢はそう言って周りを見渡した
急いで来たので気づかなかったがいつも図書館に居る喘息を抱える少女とその少女に仕える従者と…本来居るはずの無い白玉楼に住む面々が居たのであった


シン「想夜さんが『ここ』に留まる為に白玉楼の奥深くに生えているあの西行妖の妖気と幽々子様の力で体内の循環の8割を妖気とマナに変えて・・・ぺちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」

霊夢「ぁー…一言でまとめてもらって良い?」

幽々子「妖気が溜まって老廃物に変わるから定期的に抜かないといけないのよね、それをあの子はさぼったわけなの」

小悪魔「行くようには言ってたんですが中々行かなくて…心配していたんですが最悪の事態になってしまったようですね。。」

霊夢「で、このままだとどうなるの?」

幽々子「最悪…そうね、あの子はあの子じゃなくなるわね。」

霊夢「・・・?」

パチュリー「ともかく、早いところ行かないとまずいんじゃないの?」

妖夢「そうですね…気を失ってから大分時間が経っている、このままだとまずいですね」

幽々子「じゃあ行きましょうか、あ、そういえば霊夢の家は久々だわ~ついでに里に寄ってお茶菓子でも買ってこようかしら」

霊夢「言っとくけど、事が終わったらさっさと帰ってもらいますから」

幽々子「ぇ~酷いわね、お客に対して」

霊夢「タダでお茶飲みに来る人をお客と思ってませんから」

妖夢「ま、まぁまぁ…ともかく行きましょう!」

小悪魔「私も行きます!…パチュリー様、宜しいですか?」

パチュリー「…勝手にしなさい、ただ」

小悪魔「?」

パチュリー「…いや、何でもないわ。」

小悪魔「・・・?行ってきますね!!」














パチュリー「万が一…『あれ』が起きたら…あの子は耐えられるかしら、ね」

シン「…ということなんですよ、ってあれ?」

パチュリー「・・・」

シン「・・・・」

パチュリー「・・・まだ喋ってたのね」

シン「…行っちゃいました?」

パチュリー「2分くらい前に、まだ追いつくわよ」

シン「あ、ありがとうございます!お、お邪魔しましたー!!」














-そして・・・-





「だぁっ!!」


GW-00186.jpg



声と共に彼の姿が見えなくなる
あるのは気配とわずかに捉えることが出来る彼の姿のみ


???「そうそう、この技は『あそこ』に来てから自分の力の無さを痛感して自分で修行して会得したんだったよな。」

「・・・」


彼の言っていた事は当たっていた
紅魔館に来てから周りの力の強さ、メイド達による差別。そういった物が待っていた

非力な自分に出来ること、必死に本を読み寝る間を削って一人修行していたのだった


「俺だけにしか知らない事…やはりお前は・・・」

???「だから言ったろ?」


GW-00188.jpg



「!?」

???「俺は」



GW-00189.jpg



「ぐぁっ!!」

???「お前だって、な?お前の動きなんざ分かるんだよ兄弟」


左足に一閃
直線状に深く、綺麗に裂かれた足から血が滴り落ちる


「くっ・・・ま、まだだ!」


再び彼は消えた。
先ほどと違い肉眼で捉える事は愚か気配すら並みの人間では感じることは出来ないだろう速さで彼は『自分』を捉えさせないようにしていた

そう、それはまるで『自分』から逃げるように…


???「そう、そうやって諦めの悪い所も俺にそっくりだよなぁ…だが」


GW-00194.jpg



「なっ!?」

???「遅すぎるんだよ!!」


GW-00195.jpg



「ぐぁぁぁあああああ!!!」


左わき腹にナイフを奥深く差し込みえぐり込むように裂く
裂き終えると同時に裂かれた箇所から血しぶきを上げ彼は裂かれた勢いで宙に浮きそのまま地面へと落ちていった


???「俺と唯一違うところは学習できてないな、言ったろ?お前の動きは分かりきっていると。」

「・・・・ぅっ・・・」

???「・・・まだ生きようとするか…懲りないな」

「俺は・・・お前なんかに・・・お前・・・な・・・・」

???「・・・」

グッ


言いかけた言葉を言わせないかのように『自分』に胸倉を捕まれる
体は宙に浮き抵抗しようにも血が不足してるのか頭が真っ白で力が入らない


左わき腹に一閃
左足に一閃


地には彼の裂かれた傷口から出ていた血が滴り落ちぽたりぽたりと水溜りのように溜まっていた


???「・・・終わりだ、あばよ…兄弟」


刹那、彼は『自分』を掴んでいた手を離す



GW-00210.jpg



-閃鞘-



GW-00211.jpg



-迷獄沙門-




GW-00212.jpg



???「あの世で後悔するんだな、自分の力の無さを」



GW-00213.jpg












GW-00196.jpg




???「ふっ…『自分』を裂く感覚ってのを体感できるとは思わなかったねぇ、貴重な体験をありがとよ、兄弟。」
































…暗い


闇へと溶け込む中、彼はある考えが頭によぎる





俺・・・死ぬのかな・・・・





一度は死んだ身・・・・いつ死んでもおかしくないと思ってたけど






いざ死ぬと・・・死にたく・・・ないな






でも・・・・もう・・・・疲れた・・・









・・・おや・・・・す・・・・






・・・ん!・・・さん!






・・・うる・・・さいな






・・・夜さん!しっかりしてください!





あぁ・・・この声・・・・聞き覚えあったなぁ・・・






???「・・・わね、次起きる時は…」

???「そんな・・・」







起き・・・・なくちゃ・・・・・





俺を・・・俺を・・・・








待ってくれる・・・帰りを待っている人が・・・・












居る・・・っ!!!


























???「・・・おかしいな、この空間が変わらないんだが…どういう事だ?」

「待・・・て・・・・よ・・・」

???「となるとだ、原因はやっぱりお前だったって訳、か、全く我ながらしつこい奴だな」


突き刺さったナイフを抜く
抜いた直後に流れる大量の血が地を満たし赤く染まり始める
紺色の服は赤く染まりナイフを持つ手は痛みで震えていた


「帰りを・・・待っている人がいるんだ、だから・・・お前なんかに」







『負けられるかぁぁぁあああああ!!!!!!!!』


ヒュッ

消える直前の風切音と共に再び彼は闇に消えた


???「こりない奴だな…それともネタ切れか?まぁいい、これで終わりに」





-終わるのは-


GW-00201.jpg




???「なっ!?」


突然何も無い空間から現れた自分に無意識の反応で彼は宙に浮き防御体制を取った






-・・・お前だ!!-



GW-00204.jpg




???「ぐぁぁぁあああああ!!!」






















「はぁ・・・はぁ・・・・」

???「はん・・・かっこいい演出だ事で・・・・参ったな、まさか逆に裂かれるとは思わなかったよ・・・」

「消えろ・・・俺の・・・・俺の前から消えろ!亡霊よ!!」

???「亡霊・・・ねぇ・・・ククク・・・グフッ!・・・・ハァ・・・ハァ・・・忘れるなよ・・・兄弟」

「・・・・」

???「いつだって・・・俺は・・・・」














-・・・お前なんだぜ?-














「ぅっ・・・」

妖夢「・・・っ!」

「・・・ここ・・・は・・・」


目を開けた光景に見えたのは古い日本の家にありそうな天井の光と古みを感じる木で出来た天井

そしてぼんやりと見える人影・・・それが徐々にはっきりと見え始めた時に違和感を彼は感じた


「・・・何で皆・・・・っていうか警戒してるの?」


体を起こして良く見るとどれも会った事のある懐かしい人影達は自分から避けるように離れ手には各自スペルカードを持っていつでも戦える体制になっていた


幽々子「・・・大丈夫よ、どうやら寸前の所で免れたようね。」


幽々子がそう言うとその場でスペルカードを持っていた一同は安心したような深い溜息を吐いた後、その手に握られていたスペルカードをしまう


「俺は確か縁側でお茶を飲んで・・・・」

霊夢「近所迷惑なほど騒いだ後に気を失ったのよ、迷惑な話よ全く。後で賽銭箱にお金入れておきなさいよ。人件費と寝床代」

「そう・・・だったか」

妖夢「最悪の事態は免れましたがこれから白玉楼まで来てもらいますからね」

「ぇ”?・・・行かなきゃ駄目?」

シン「あ た り ま え で す」

「ぅ、ぅー・・・」

霊夢「全く・・・聞けば定期的に行くべきなのに行かなかったそうじゃない、自業自得よ。小悪魔だって心配・・・ってあら?小悪魔は??」


見るとさっきまでそばで看病していた小悪魔の姿が見えなかった


シン「あれ、そういえば・・・・霊夢さん、後ろ」

霊夢「後ろ?」


霊夢が後ろを見るとそこには


小悪魔「(ガクガクガクガク」

一同「・・・・」


尻尾と羽をピンと立てて怯えている一人の少女の姿があった




















この続きは作者の気まぐれで続くとか続かないとか…










-------------チラシの裏-------------------------------------------

えへっ色々パクっちゃった☆
だってオリジナルで技考えるとかむr(ry


後、一部の写真で消えてるとか言って消えてなかったり立ち位置が言ってるセリフと次の立ち位置が違ったり色々変な所はありますが
それは気にしないでください、気にしたら人生負けですヽ(´ー`)ノ


それと後半の方は力が抜けてgdgdになっちゃいました。
もう最初の方で書きたいこと書いちゃって終わりが見えなかったんですよねー・・・


てへっ☆(

-------------チラシの裏ここまで------------------------------------
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