ランキングチェッカー ”ツミナガラ”と彼女は歌フ 紅魔館の一日
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紅魔館の一日
2009-03-12 Thu 00:49
春麗かな日々、冬が終わりを告げ動物達は春の訪れに目覚め始める。
空を見れば暖かい日差しが、木々を見れば新しい芽が、どうやら本格的に春が到来し始めて来た様だ

そんな光景を見ながら、俺はガタガタと羨ましそうに震えて見ていた





寒い、寒い通りすぎて風が痛い





何故こんな事になっているか。 それは、数十分前に遡る












ヴワル図書館に訪れる客なんて、大体限られている。
こんな本だらけの場所をお目当てとして来るなんて、毎日来る物好きの黒い魔法使いか人形遣いくらい。
後はこの図書館を提供している吸血鬼の王の従者や門番くらいで、大概がここに来る前に撃墜されるか最初から興味が無いかのどちらか。

しかし今日は違った。



いつものように本に触れて中身を調べ、仕分けをしていた時だった。

時刻はお昼前。
そろそろ黒い魔法使いが本を盗むついでにお昼を食べに来る頃だろうかと思いながら仕事をしていると





「遊びに来たぜ~☆」



と、いつものご挨拶。
最初の頃は小悪魔と二人係でお帰り願おうと思ったが、今じゃそんな事なんて考えられない。 逆にやられてしまうからだ

主のパチュリー様まで堕ちてしまうくらいだ。
パチュリー様と考え出した結論は、本を盗まないのを条件として丁重に御持て成しを、との事だった。
それ以降、ちょくちょく顔を出すのだが、別にそれは珍しい事じゃない


むしろ、黒い魔法使いの後ろに付いて来た小さな妖精が後の大惨事を引き起こすのであった…














「いらっしゃいませ、魔理沙さ・・・おや?後ろの人は…」


それは、いつもとは違った光景だった。
いつもの挨拶をして入ってくる魔理沙さんを丁重に迎えようと入り口まで迎えに行くと、後ろに青い子が見える。


魔理沙「あーすまん、振り払おうとしたんだがしつこくてな…」


???「ふーん、ここが図書館ってとこなのね」



それは、どこかで見た事のある妖精だった。
青い髪に青いリボンを付け、背中には4枚の薄い氷の羽を付け珍しそうに周りを見ている



…間違いでなければ、確か例の噂で良く聞く馬鹿な子じゃなかったかな



???「アンタがここで住んでるパチュリーって人?」


「いえ、私はパチュリー様に仕える従者です。」


パチュリー様の名前は知ってるのに、性別を知らないのだろうか。


???「あ、そう。 パチュリーって人はどこに居るの?」


「申し訳ありませんが、答える事は出来ません。」


???「は?どうしてよ」


「我が主、パチュリー様はとても忙しい方。 アポイントメントが無いとお通しする事は出来ません。」


何となく嫌な予感がする。
どうせ、あまり良い要件でこちらに来たとは思えない。
そもそも、どうやってここまで来れたのか…あぁ、そうか、魔理沙さんの後ろに付いて来たんだったな。。
ともかく、何としてでも帰ってもらわないと…


魔理沙「そうだったか? 私はそんなの取った事無いけどな。 大体どうせ本読んでるだけだろ?」


そこで余計な事は言わないので欲しいのですが…


???「何よ、だったら良いじゃない!」


「い、いえ、ですが…」


パチュリー「騒がしいわね、少し静かにして欲しいのだけれど…って、あら」


そう言って、不愉快そうに歩きながら俺の後ろから出てきたパチュリー様。
やはり青い子に目が行った様だ


パチュリー「誰?この見るからに寒そうな子は」


???「あんたがパチュリーって人ね! 今すぐ冬に戻せる方法が載っている本をよこしなさい!」


いきなり何を言うんだこの子は


パチュリー「…はぁ? また面倒くさい子を連れてきたわね、魔理沙…って」


周りを見ると、既に黒い魔法使いは消えていた。
察するに、この子を任せて自分だけ図書館の奥に行って今頃本を漁っているに違いない。


パチュリー「もう、厄介な事ばかり持って来るんだからあの鼠は…」


でも、断れないんですよねパチュリー様。
あ、こんな事行ったらおしおきされるので言えませんけれども、えへらえへら


???「聞いてるの!? さっさとよこしなさいよ!」


パチュリー「はぁ…見た感じ、氷の妖精かしら。 名前は?」


チルノ「あたいはチルノよ!」


パチュリー「そう、チルノって言うの。 じゃあチルノ、帰って」


チルノ「Σなっ、帰れる訳ないでしょ! あるんでしょ、冬に戻す方法が書いてる本!」


パチュリー「知らないし寒いし迷惑だから帰って。名前だけなら聞いてあげたし、あ、ほら、飴あげるわ」


チルノ「え?くれるの!? やったー!…じゃなくて!!」


貰った飴を地面に勢い良く投げてノリ突っ込み。
何だ、これで帰ってくれれば良かったのに


小悪魔「どうされたんですか?」


「あ、小悪魔。 実は…」


あまりに騒がしかったので心配して様子を見に小悪魔が来た。
俺はパチュリー様とチルノが言い争っている(実際はパチュリー様が掌の上で遊んでいる)間に簡潔に説明した














小悪魔「うーん、無くは無いですけど…」


「あ、バカ…」


小悪魔「え?」


チルノ「貴女知っているの!?」


あーあ、食いついてきちゃったよ。


チルノ「教えなさい!どこにあるの!?」


小悪魔「え、えっと…」


「当図書館では本の貸し借りは出来ません。 また、招待していない方の来賓は承っておりません。 どうか速やかにお帰りください。」


どうにかフォローに周ろうとすこしきつく言ってやった。
俺の後ろで魔理沙さんが風呂敷に包んだ本を持って窓から出て行こうとする姿を全力で隠しながら

あぁ、きっと後で俺が魔理沙さんの家に行かなきゃいけないに違いない…あの森入りたくないんだけどなぁ。。


チルノ「だったら力づくでも教えてもらうわよ!貴女!私と勝負よ!!」


そう言って小悪魔の方に指を刺してきた。 正しい日本語としては「力ずく」です。(どうでも良い)
頭が良いのか悪いのか分からないけど、1:1の勝負に無理やり持ち込もうとして少しでも有利に立ちたいんだろうか?
そんなあからさまに分かりやすい策をパチュリー様が許すわけが


パチュリー「良いわよ」


ないじゃないでsΣえぇぇぇぇぇぇぇ!!??


「ちょ、パチュリー様!」


パチュリー「良いじゃない。 たまには適度な運動も必要よ。」


それは私が貴女に言いたい、知識と日陰の少女パチュリー様。


パチュリー「…それに、ちょっと面白い事を考えたわ。 勝敗の結末は想夜、貴方が見ていなさい。」


「え? パ、パチュリー様どちらに…?」


そう言って、パチュリー様は何処かに行ってしまった。
しかしあの目は、以前魔理沙さんをいかにして消極的に図書館に縛り付けるか考えた際に恐ろしい薬を編み出そうとしていた目と同じ眼だ。(恐ろしい薬についての詳細は言えない

きっと、何か、またろくでもない事を考えているに違いない…



チルノ「やい!そこの赤髪!行くわよ!!」


そう言ってチルノは上空に飛んで弾幕を張った
見た目通り、氷の弾幕のようで大小様々の氷の塊が入り混じった弾幕だ


小悪魔「し、仕方ないですね…行きます!」


小悪魔も観念したのか、上空に飛んだ。
上空に飛んだ小悪魔はスカートの裾を上げ、隠し持っていた魔導書を落とし広げる
広げた魔導書からいくつもの弾幕が広がり、一直線にチルノに襲い掛かる

どうでも良いんですが
上空に飛んでスカートの裾を上げますとですね、チラチラとちょっとぱ・・・ごほんごほん!!////
お、男として勝負の行方を見届けるのは眼のやり場に…クッ、黒のガーターにチラチラと黒いぱ…グッ、ゴフッ!!(致命傷


チルノ「ふん、この程度避けるまでもないわ!」


対するチルノは少しも動かない。
襲い掛かる弾幕はチルノの周りに張ってあった氷の弾幕を通過しチルノに襲い掛かる。

正直、本当の馬鹿なのか何か策があって動かなかったのかその時は分からなかった。
襲い掛かる弾幕は一定の距離に近づいた時にピタッと止まった


小悪魔「と、止まった…!?」


まさか咲夜さんのように時を止める能力でもあるのだろうか。
いや、だとしたら止まっている時間の中で俺達の意識がある訳が無い。


チルノ「ふふふ…あたいの番よ!」


そうチルノが叫ぶと、周りに張ってあった氷の弾幕が小悪魔に襲い掛かる。
大中小様々な氷の塊が小悪魔に襲い掛かり、小悪魔は辛うじて避けていた。

しかしその時だった

氷の弾幕が襲い掛かっている間に、突然チルノの周りに止まっていた弾幕も動き出す。



まずい



小悪魔は辛うじて避けているが、自分が放った弾幕が動いている事に気づいていない
チルノの周りに止まっていた弾幕が突然弾き始め、ランダム弾と化して小悪魔に襲い掛かってきた



小悪魔「キャッ!!」


気づいた頃には遅く、何発も小悪魔の体を掠める。 幸いにも完全に食らってはいないようだ



チルノ「あんた弱いわねぇ、大した事ないじゃない」


小悪魔「クッ…まだです!」


小悪魔は得意のクナイ弾を展開し、魔導書の弾幕と一緒に放つ
だがしかし、やはり一定の距離までチルノに近づいた弾幕は全てその場で止まってしまう



チルノ「芸が無いわねぇ、そろそろ終わりよ!」


どこからか一枚の青いスペルカードをチルノは取り出した。
まずい、あの子スペルカードまで使えるのか。 完全に甘く見ていた。


俺や小悪魔はスペルカードと言った強力な物は使えず、生半可な物しか使えない。
その為、警備に当たる際には攻守に分かれており俺が守りで小悪魔が攻めと言ったところだ。

以前貰ったスペルカードもどきならあるが、小悪魔の物は展開するまでに時間がかかる。
その時間を稼ぐのが本来俺の役目であり、それがベターであったのだが…



チルノ「【凍符】パーフェクトフリーズ!」


チルノの周りに止まっていた弾幕が一斉に小悪魔に襲い掛かる。

良く見ると、小悪魔の放っていた弾幕がうっすら凍っているのに気づいた
そうか、周りに絶対零度の空気を常に放って凍らせていたのか。 それで止まっていた訳だ。



何て、考えてる暇はない。
小悪魔に襲い掛かる弾幕は一発、二発、三発、もう駄目だ。 これ以上食らったら死んでしまう
















「【石符】ストーンシールド!」

撃墜し、堕ち行く小悪魔に止めを刺さんと襲いくる氷の弾幕。
俺は小悪魔を抱き抱えとっさに盾を張った。


小悪魔は腕の中でぐったりとしている。
見れば、氷の破片がいくつも刺さり血が滴り落ちている。



チルノ「ちょっと!勝負の最中なんだから邪魔しないでよ!!」


「もう良いだろ? 決着は付いた」


チルノ「…まあ良いわ。 ちょっと本気出しちゃったら怪我させちゃうなんて…あたいってば最強ね!」


はっきし言ってやりたかったけど、心の中で止めておいた。
もしも言ったら、絶対襲ってくると思ったからだ。 正直、悔しいけど勝てると思えない


あの手の弾幕は凍らせる量が限られている筈だ。
例えば、レーザー系や大量の弾幕や速攻性の高い弾幕で襲えば何なく撃墜出来る。

が、俺にはそんな力は無い…



チルノ「さぁ約束よ! どこにあるの!?」


「…知らないな」


チルノ「は?」


「俺は知らない。 悪いがパチュリー様が帰ってくるか小悪魔が起きるまで待ってくれ。」


チルノ「嘘よ!そうやって逃げるつもりね!!」


「ま、待ってくれ。 俺は本当に知らないんだ」


存在は知っているが、どこにあるかは本当に知らない
ちゃんと図書館内で役割分担されており、俺は本を整理する仕事では無く本の中身を見て仕分けをする仕事だ。

本全体の管理は小悪魔がやっており、当然俺が知るわけも無い



チルノ「良いわ、逃げるつもりならここで堕としてやる!!」


「ちょ、まっ」


言うが遅し
チルノは瞬間的に氷の弾幕を張り、俺の方に向けてきた


「クッ…せめて、小悪魔だけでも…」


襲い来る弾幕を背にし、小悪魔を避難させる。
腕の中でグッタリしており、意識が無い。 流石に置いていっては襲い来る弾幕の的だ。

俺は本棚の隅に小悪魔を置き、襲い来る弾幕に対して棚を盾にして様子を伺った。
後でパチュリー様に怒られるに違いない、と心の中で溜息を吐きながら。



「(どうしたもんかな…)」


実は、俺は弾幕を張れない。
完全に近距離型のタイプであり、こういった戦いでは圧倒的に不利なのである。

一応、盾を張りながら出る事は可能なのだが正直言って近づく前に盾を壊される気がする。



チルノ「隠れても無駄よ!そこに居るのは分かってるんだからぁぁぁあああああ!!」


どんどん弾幕の量が増えてくる。
まずい、こういった事態に備えて魔法でコーティングしているとは言え棚がもう持たない

このままここに居ては小悪魔にも弾幕が来てしまう。 俺は諦めて盾を張り逃げ回った



チルノ「逃げても無駄よ! あたいの弾幕からは避けられないわ!!」


避けるつもりはない。
3枚の盾が氷の弾幕を防ぎ、俺はひたすら逃げ回る。

正直あんなの避けれない。
普段フラン様の弾幕ごっこに付き合ってるからこそ分かるが、あれくらいになってしまうととてもじゃないが避けれない。


チルノ「ほんとあたいって最強ね! これで終わりよー!!」


あぁ、寒い。
ストーンシールドの間から吹いてくる風が寒いを通り越して痛い。
外はあんなに暖かそうなのに、どうして今俺はこんな寒い思いをして逃げ回っているんだろう



ふっとチルノを見れば大きな氷塊を作ってこちらに飛ばそうとしている。



あぁ、もう駄目だ。
目の前は壁、何時の間にか逃げ回っている内に隅に追いやられていたようだ。

これもチルノの作戦なのだろうか? 噂では馬鹿と聞いていたが、強いんじゃないか。



もう駄目だ、と分かった俺はストーンシールドを解いた。


だが、俺もタダじゃ終わらない。



ポケットの中にある携帯型のナイフを取り出し、チルノの方に走り出す。
襲い来る弾幕に次々と当たりながら、せめて一太刀、一矢報いらんばかりに。

だが、そんな物はチルノの前じゃ雀の涙程に過ぎない。
巨大な氷塊を生成したチルノは、それを俺の方に投げつける。


持っているナイフで切れるサイズじゃない。
チルノの方に全力で走った俺は巨大な氷塊の前にして避けれるわけがない。









あぁ、終わった














パチュリー「【日符】ロイヤルフレア」


右の方で小さく囁く声が聞こえると思った刹那。
俺は何時の間にかパチュリー様の後ろに居たのだった。


パチュリー「貴方は勝敗の行方を見るようにしか言ってなかったはずなのだけれど。」


パチュリー様の前を見ると、そこは先程俺が走っていた道だった。
その前に大きな炎の塊…まるで太陽の様な炎の塊が宙に浮いている。
どうやら俺に襲ってきた巨大な氷塊はあれにぶつかって溶けてしまったようだ



パチュリー「悪いわね、咲夜」


咲夜「いえ」


なるほど、咲夜さんが時間を止めて助けてくれたのか。



チルノ「ちょ、ちょっとちょっと!何よあれは!反則よ!!」


パチュリー「ルールなんてあったのかしら?」


先程まで浮いていた大きな炎の塊がチルノに襲い掛かる


チルノ「キャ、キャーーーー!!!」


流石にあのサイズを凍らせる事は出来ないようだ。
襲い掛かってくる炎の塊を必死に凍らせようとあれやこれやと試行錯誤しているが、逆に逃げ場が無くなっていく。

後退しながら弾幕を打っていたチルノの背中に、壁がぶつかる



パチュリー「さて、どうしたものかしら…」


チルノ「タンマタンマ!わ、分かったわ!帰る、帰るわ!」


パチュリー「これだけ荒らしておきながら、良くそんな事言えるわね…?」


見れば棚には氷の刃がいくつも刺さっており、それは本にも刺さっている。
倒れている棚は凍っており、小悪魔はグッタリと倒れている。
あぁ、パチュリー様の声が震えている。 体が小刻みに揺れている
もうパチュリー様の沸点は全開だ、こうなってしまうと俺じゃ止められない



パチュリー「このまま押しつぶしてやりたい所だけれど…咲夜、良いわよ」


咲夜「では、早速…」


何の話をしてるんだろうと思った矢先、咲夜さんが突然消えた。
パチュリー様の視点の先を見ると、咲夜さんが鎖を持っている。


チルノ「ちょ、ちょっと何よこれは!?」


よぉく見ると、咲夜さんの持っている鎖の先がチルノの首だった。
どうやらチルノに首輪をしたみたいだが…


咲夜「貴女、物を凍らせる事が出来るみたいね」


チルノ「だ、だったら何よ!外しなさいよこれ!!」


咲夜「お嬢様は味にうるさい方で、いつも食材には気を使っているの。 丁度良かったわ」


チルノ「え?」


何となく、分かったような分からないような


咲夜「大型の冷凍庫を使っているけれど、それでも凍るのに時間がかかっちゃうのよ。 やっぱり鮮度は大事でしょう?」


そうですかパチュリーさまこういうことをかんがえてらしたんですねだからさくやさんのところへいったんですね


咲夜「助かります、パチュリー様(ニコッ」


パチュリー「図書館の増築の件、宜しく頼むわ」


咲夜「仰せのままに」



弾幕ごっこをしても全く問題ないくらい広大な図書館を更に広くする気ですかこの人は。
一体どれだけ本を置いたら気が済むんですか…


チルノ「ちょ、ちょっと!あたいにも人権ってもんがあるでしょ!!」


咲夜「そうね、貴女にも人権はあるわよね。」


チルノ「そ、そうよ!だから」


咲夜「選ばせてあげるわ。あの炎の塊に飛び込むのと冷凍庫に飛び込むのとどちらが良い?」


チルノ「・・・・」


しめた、と思ったチルノの表情が一瞬にして彼女のイメージカラーの如く真っ青になった。
確かに選ばせる権利は与えられたが、どう考えても選ばざるを得ない状況に陥っている


咲夜「時間は止まらない。 1分、1秒と流れるの。 1秒流れる度に針は動き、真理が動き出す」


あぁ、考えているチルノに追い討ちするように徐々に炎の固まりに近づいて行く咲夜さん
当然、咲夜さんが近づけば鎖に繋がっているチルノも引っ張られる。
徐々に徐々に炎の固まりに近づく度にチルノの表情は泣きそうになり、そして


チルノ「あ、あたい、冷凍庫に行きたくなったな~♪」


とうとう観念した


咲夜「ではパチュリー様、失礼します」





言った言葉と全く違う表情をしていたチルノは咲夜さんと一緒に消えてしまった。
恐らく、これから調理場で見かけるんだろう。 あまり近づきたくないなぁ…



パチュリー「さてと…あの妖精は咲夜に任せるとして」


あぁ、まずい。
この荒れた状況を片すのはどう考えても私だけだ。 小悪魔はグッタリ倒れているし


パチュリー「想夜…分かっているわね?」


「はいはい、分かっていますとも…咲夜さん程には行きませんが速やかに」


パチュリー「あら、珍しく物分りが良いのね。 じゃあ、いくわよ?」



「ぇ?」


いく、と言う単語が何を示しているのか分からずふっとパチュリー様の方を見ると何やらプルプルと震えながらこちらにスペルカードを振りかざしているんですがこれは一体どういうことなんでしょうかパチュリー様



パチュリー「ふ、ふふ、ふふふ…貴方には見ているようにしか言わなかったのに、良くも好き放題荒れ放題してくれたわね…?」



ちょっと待って下さいパチュリー様確かに逃げ回って被害を拡大させたのは私ですが元々の原因はあの妖精でして私は寧ろ被害者なのでしてねですからそのスペルカードをどうかおしまいになって冷静に落ち着いて話し合おうじゃないですかほら小悪魔のちりょ





パチュリー「【月木符】サテライトヒマワリ!!」













今日も、紅魔館は平和です。
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